親子合宿では、朝から晩まで雑多で密な関係性の中で嵐のような3日間を過ごしました。参加してくださった方々、お疲れ様でした。
川で遊び、竹を割って流しそうめんをして、スイカ割りにナイトウォークもしました。大人と子ども一人一人が主人公になって、生活を共にしました。
「違いを認め合う」と言葉で表すと当たり前で簡単なのですが、実際に異なる年齢、異なるバックグラウンドを持つ人たちが共に気持ちの良い生活をすることは、思いの外難しかったりします。
それを可能にするのが、日本で昔から言うような「知恵」みたいなものだと思います。この親子合宿が、それを親子で体感し、経験する学びの時間になってくれていたら嬉しいです。
親子合宿の後は、4日連続のお能の稽古でした。この四日間はすごく充実していました。小さい子から大きい子達まで一人一人がしっかりそれぞれの取り組みができました。
稽古の枠組みを作って全員同じことをするのは結構簡単ですが、今回は原則稽古への関わり方を一人一人に任せました。
その結果、川遊びなどのリフレッシュを挟みながら取り組む子達、自主稽古を含めて四日間はみっちり取り組む子達、それぞれが集中して稽古できました。
やらされている感からでなく、思い切りよく稽古していたので、先生方の予想をはるかに上回る成果を出しました。
たった4日間で、ゼロからここまでできるようになりました。嬉しい誤算でした!2月のお能の発表会が楽しみです!